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Archives for 12月 2023

離婚時の年金分割について

年末だからか?今年中にはっきりケリをつけておこうというやる気なのか?離婚時の契約書や内容証明郵便のご依頼が多いです。

確かに離婚された後の先の取り決めはだいじです!またそれを口約束だけでなく、文書でそれも効力の強い文書で残しておくのは本当に大切です。

以前ご依頼があり、離婚される予定の方の年金分割証書を作成しました。公証役場にて公証人さんの押印のある私署証書を作成しました。離婚から2年以内に管轄の年金事務所にこれを含む書類(離婚したことがわかる戸籍など)を郵送して手続きをします。

難しいと思われるのが、年金分割を認めるという相手方(配偶者)の合意が必要なので、一方のみで私署証書を作成することはできません。

その方は共済年金でしたが、年金分割をしていないと65歳から受給できる年金はゼロでした。婚姻期間中は3号となりますので、国民年金のように毎月の支払いは本人は不要ですが、年金分割していないとゼロはきついですね。

正社員であれば厚生年金があるのでしょうが、年金制度は年々受給金額も違いますし、難しいです。

年金のことは社会保険労務士さんの業務ですので、ご相談があれば仲のいい社労士と提携もしていますので、将来に向けて安心できるサポートを行っていきます。

マージャン店の新規許可申請の現地調査

2年前にオーナーが変更ということでマージャン店の新規許可申請をさせていただいたAさん。

今回は現在マージャン店だったところに移転するとのことで、ご依頼をいただきました。お店の場所移動はマージャン店の許可の取り直しとなり、新規で許可を取ることになります。

現在のマージャン店の許可を取ったのは、10年ほど前ということで、このお店を中心にして半径100メートル以内(学校などは60メートルなど違いあり)に学校や病院(保全対象施設)などが新たに建設されていては許可がおりないので、ゼンリンの地図で確認し、ゼンリンさんの作図の後に保全対象施設の計画のあるような空き地があってはならないので、Aさんの移転されるお店の周りをぐるっと回り、確認もしました。

大丈夫そうなので申請書の作成を進めましたが、同じことを申請書などを提出した後に警察署の担当部署も確認をされます。それがすべて揃ったということで、先日お店にて現地調査がありました。

申請書通りにお店が営業できるかの判断をしてもらいました。カウンター内の備品や照明器具の本数、マージャン卓の配置やメーカーが合致しているかなど、かなり細かいところまで整合性が求められます。

小一時間でようやく終了。すべて整っていますとのことで、あとは許可がおりるのを待つばかりとなりました。

営業は深夜0時まで、巡回して見てますからと警察官に言われていましたが、今までのお店より広くゴージャスになったので、嬉しそうなAさん。頑張ってください!

年末ジャンボ宝くじ 63万円分

民泊の申請をさせていただいた会社の年末ジャンボ宝くじみんなで当てよう!企画に今年2回目の参加です。

昨年も2口20枚を購入して、6,000円強の当選金を手にしたので、一人で20枚を購入するより良い確率です。

今年の大みそかが楽しみです!

必ず誰かが当選はしているはずなのですが、周りで当選者が出たことはなく、何十年か前に私は天神地下街の12月1日から始まる5000円で1枚の三角くじを引く年末イベントでパリ旅行を当てた!というのが、高額当選だったでしょうか。ジャンボ機の2階に席でしたし、ムーランルージュにも行けたし、すごく豪華な内容ツアーでした。

こんな平和ボケな話は、今の世界情勢から考えるとお叱りを受けそうな内容ですね。来年は世界中の平和を祈りつつ、小さなことに幸せを感じていける感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいですね。

 

 

 

 

酒類販売業免許後の変更について

あるマスコミ業の会社が昨年、酒類販売業免許を取得されたのですが、税務署に申請した事務所の場所が変更になるということで、変更届のみで良いかを税務署にお尋ねしました。

お酒の取扱いはホントに厳しく、事務所の場所の移動先の地番や平面図、PCなどの備品の配置図など、新たに免許申請をするかのように添付書類が必要とのことでした。

酒類販売管理者も3年の有効期限がありますので、3年ごとに講習を受講しなければなりません。建設業にしてもそうですが、厳しい規定があるからこそ、業界での不正は少ないのだと思いました。

酒類販売業も建設業も人の生活や命までにも大きな影響力があるからでしょう。

酒類販売業免許の申請

弁護士さん経由で、別の事業をしている会社が新たな業種としてお酒の小売りと通販の販売業の免許を取得したいとのご依頼がありました。

まずは会社の決まり事が記載された定款の目的に酒類販売の文言があるかどうか。この会社は新しく法人設立してでしたので、登記をされる司法書士さんとすり合わせて、これはクリア。

お酒の全種類の取扱いやビールの取扱いは、抽選もありハードルが高い!これは避けて、日本の酒造メーカーから仕入れて事務所での小売り販売と通信販売のネット販売の免許を取得することに。

仕入れる酒造メーカーからの証明書が必要ですが、輸入のワイン等は証明書が不要です。厳しいのは、通販のネット画面に「20歳未満の方にはお酒は売りません」の文言がすべてのページにあること。また、酒類管理者も1名必要で、日程が決まっている講習会を受講しなければなりません。3年の有効期限もあります。

お酒を取扱う事務所の場所も確定しなければならず、同じ事務所内でも場所が変われば変更届が必要です。

弊事務所はその他、深夜酒類販売の許可申請もしております。これも税務署への申請ですが、お店(スナック等)の平面図やお店のテーブルや椅子のサイズ、照明の位置など詳細な図面が必要です。

お酒は売る側に厳しい要件が課せられています。

相続発生からの金融機関手続き

独身の伯母が亡くなり、兄弟間での相続手続きのご依頼を受けました。

財産は金融機関の預金のみということでしたが、証券会社には株券があり、預金も複数の金融機関にあり、また相続人同士もお付き合いはないとのことでした。

まず法定相続情報一覧図の作成をするために戸籍を収集し、相続人の確定を行います。この案件は被相続人である伯母さんより少し後に亡くなられた相続人もおられ、代襲相続が発生。それで法定相続情報は2枚となり、代襲相続を含め、2段階の相続手続きとなりました。

戸籍を取り寄せるのに時間がかかったのと、株券は一旦そこの証券会社に口座を開くなどの手続きがあり、半年ほどかかって終了いたしました。

しかし相続人の皆様がこちらのお願い(印鑑登録証明書の取得等)に迅速に対応していただき、また金融機関の担当者とのやり取りも早く、波風立つことなく終了することができました。

この案件はどなたも相続財産についての文句もなく、穏やかに事は進みましたが、中には誰はいくらもらったんだという質問のある案件もあります。感情がこじれると進みづらくなります。また時間の経った相続手続きは、相続人の人数が増加が予想され手続きにも時間とお金がかかります。

不動産の名義変更は3年以内にと法務局からのお願いも出ているようです。

学校法人の設立ご依頼

久しぶりに投稿します。

コロナ禍も明け、なんとか世間が元通りになってきましたが、免疫力の低下により様々な病気が流行っています。お気をつけてください。

さて、なかなか福岡の行政書士はやっていないとお客様から言われた「学校法人設立」の許可申請業務。ハードルはかなり高いですし、資金も〇千万円も必要です。作成する書類も多々で、不動産と人的要件が一番の肝となります。

まずはお客様の準備をお願いして、こちらは作成する書類リストをご準備しております。

学校法人の設立許可申請がありましたら、ご相談だけでもどうぞ!

物件をたくさん取り扱っている不動産屋さんとも提携をしております。