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相続はあのようにうまくはいかない、と思う

テレビ番組の話で何ですが、ずっと初めから好きなドラマで見ていたそのドラマのスペシャル版が先週の月曜日と今日、放送されました。

え?あの子がこんなに大きくなってると見るのも楽しみなのですが、なんといっても「家族」の次から次への問題が巻き起こる、まさにドラマですね。そして今回のこのドラマのテーマは「相続」。

「遺言さえあったら良かったのに」というセリフもあり、こんなに仲の良い家族でさえ、法定相続分にすることにすんなり納得はいかず、結局1人の想いに姉妹がそれでいいよと納得し、遺産分割協議はすんなり終わったのです。その前までは2000万円近い遺産が入るとそれぞれに使い道を考えて、あれやこれやと想いを馳せていたのに、普通はここで大揉め!仲が良かった姉妹の関係はもう元には戻らず・・・となる可能性が高いと思います。

遺産分割協議は1人でも違う意見であればなかなかまとまりません。そこはドラマ!「おとうさんの遺産が入ると思ったから、こんなことを夢みていたけど、やろうと思ったらやれたの。遺産をもらわなくたって、頑張れば出来るのよ」と、はーそうですか・・ってその前向きさがこのドラマのいいとこか・・・

遺言は遺された家族のためというのが一番の目的ですが、元気なうちに財産の整理をしておくというメリットもあります。元気でないと遺言は書けません。

遺言は何度でも書き直しや付け加えができます。遺された家族の想いを一つにまとめることもできます。改めて遺言はあったほうが良いということをセミナー等でもっと伝えていこうと思った次第です。

 

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