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自宅の相続問題

既婚者の友人から相談を受けました。すでに父親は他界されており、彼女の母が一人で自宅に住んでいます。近くに妹一家が住んでいるので、何かと安心なんだけど・・と。

自宅の名義はまだお父さんのままらしいのです。自宅は残したい、けれど母が施設に入るときは売却も考えている、名義は妹にしようかと思うけれど、どうかな?という相談でした。

名義変更は、自分で法務局の説明を受けて頑張ってするか、司法書士にすべてお任せのどちらかでしてねと伝えました。妹さん名義にした場合の課題は、その後妹さんに万が一のことがあった際は、妹さんのご主人と子供が相続人となり、苗字が変わってしまうことです。当然のことですが、友人はどうも他人に自宅が渡ってしまうような感覚らしいのです。

先のことですが、万が一のことも考えて今できることをしておかなくては・・・

自宅の売却後はどうするのか、妹さんが遺言書を書くことも含めて、お母さんが元気なうちに話し合ってねというお返事をしました。

建設業の許可申請

建設業の許可が取得できると、請負金額に制限されることなく工事ができる利点の他に、許可業者ということで、元請の信頼も得ることができます。(許可を取るのもそれを維持するのも大変だからです)

許可を取る際には、4つの大切な要件があります。これを証明するための添付書類は県によって違うのですが、福岡県の場合は↓のとおりです。

①経営管理責任者・・・建設業に関して5年以上の経営経験が求めらます。添付書類には、確定申告書や工事の請負書など5年分の提出があります。

②専任技術者・・・1営業所に必ず1人いることが求められます。資格がある方はその資格証を、また資格が無い方は、取りたい許可業種に係わったことのわかる請負書等10年分が必要です。

③欠格事由に抵触していないこと

④財産的基盤の証明として、500万円以上の残高証明書が求められます。

このほかに①②の常勤の証明や納税証明書、決算書等の提出があります。

また許可の取れた建設業者は、決算から4カ月以内にその1年間の工事内容確認として、決算変更届の提出の義務があり、許可更新は5年後となっています。

なかなかハードルの高い建設業です。更に建設キャリアアップシステムの登録という制度もありますので、そろそろ許可取得とお考えの方は、ぜひご相談をお願いいたします!

 

離婚公正証書

離婚をするので、約束事を文書にしたいとご依頼を受けました。離婚協議書でも良いのですが、やはり人の心は変わりますので、離婚は公正証書でカタをつけましょう。

お互いで納得できる決め事をメモします。特に金銭的なことは、強制執行できる文言を入れ、支払いが滞った際は強制執行ができるようにしておけば、安心です。(ただし支払い能力が無い場合は難しいです)

強制執行ができるためには、要件があります。金銭はいくらで、分割なのか一括なのか?また分割ならば、月いくら支払い、いつまで支払うのかなど、先の流れを決めておく必要があります。当然にそれに双方が納得しておく必要があります。

円満離婚ならば話し合いもできるのでしょうが、相手が逃げたとか、話し合いができない場合は、公正証書は作成できません。

まずはご相談から、特に早めのご相談をお勧めします。争いごとがある場合は、女性の弁護士さんをご紹介しています。

ものづくり補助金申請

今年2024年になっての初投稿です。年末から体調不良で1週間前からやっと普通に戻れたかと実感したところです。ホントに健康が大前提と改めて認識しました。

今年に入ってから建設業の許可や産廃許可などご依頼を頂いているのですが、「ものづくり補助金」の申請をしてほしいとご依頼が・・・補助金は国から頂く返金不要のお金なので、それなりに要件のハードルが高い。また申請しても採択に漏れもらえない可能性もある。なので、補助金申請は以下の法人もしくは個人事業主が申請すべきです。

①補助金の申請要件に、しようとしていた経営改革が合致している

②補助金を使った何らかの施策が、3~5年間業績の伸びが期待できる

③同業者との差別化を図れる未来予想図が説明できる

補助金をもらえるので、何かをするのではなく、事業のことを真摯に考えた際に補助金を申請することができるかも!という際の補助金申請。実際、事業計画書で予定した事業を短期間に実現しないと補助金がもらえると採択されても、現実が伴ってない場合、却下となります。また、虚偽申請は補助金の返金が求められます。

ひょっとしたら補助金申請ができるかも!っと思われた方は、ぜひご相談をお願いいたします。

マージャン店の新規許可申請の現地調査

2年前にオーナーが変更ということでマージャン店の新規許可申請をさせていただいたAさん。

今回は現在マージャン店だったところに移転するとのことで、ご依頼をいただきました。お店の場所移動はマージャン店の許可の取り直しとなり、新規で許可を取ることになります。

現在のマージャン店の許可を取ったのは、10年ほど前ということで、このお店を中心にして半径100メートル以内(学校などは60メートルなど違いあり)に学校や病院(保全対象施設)などが新たに建設されていては許可がおりないので、ゼンリンの地図で確認し、ゼンリンさんの作図の後に保全対象施設の計画のあるような空き地があってはならないので、Aさんの移転されるお店の周りをぐるっと回り、確認もしました。

大丈夫そうなので申請書の作成を進めましたが、同じことを申請書などを提出した後に警察署の担当部署も確認をされます。それがすべて揃ったということで、先日お店にて現地調査がありました。

申請書通りにお店が営業できるかの判断をしてもらいました。カウンター内の備品や照明器具の本数、マージャン卓の配置やメーカーが合致しているかなど、かなり細かいところまで整合性が求められます。

小一時間でようやく終了。すべて整っていますとのことで、あとは許可がおりるのを待つばかりとなりました。

営業は深夜0時まで、巡回して見てますからと警察官に言われていましたが、今までのお店より広くゴージャスになったので、嬉しそうなAさん。頑張ってください!

年末ジャンボ宝くじ 63万円分

民泊の申請をさせていただいた会社の年末ジャンボ宝くじみんなで当てよう!企画に今年2回目の参加です。

昨年も2口20枚を購入して、6,000円強の当選金を手にしたので、一人で20枚を購入するより良い確率です。

今年の大みそかが楽しみです!

必ず誰かが当選はしているはずなのですが、周りで当選者が出たことはなく、何十年か前に私は天神地下街の12月1日から始まる5000円で1枚の三角くじを引く年末イベントでパリ旅行を当てた!というのが、高額当選だったでしょうか。ジャンボ機の2階に席でしたし、ムーランルージュにも行けたし、すごく豪華な内容ツアーでした。

こんな平和ボケな話は、今の世界情勢から考えるとお叱りを受けそうな内容ですね。来年は世界中の平和を祈りつつ、小さなことに幸せを感じていける感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいですね。

 

 

 

 

学校法人の設立ご依頼

久しぶりに投稿します。

コロナ禍も明け、なんとか世間が元通りになってきましたが、免疫力の低下により様々な病気が流行っています。お気をつけてください。

さて、なかなか福岡の行政書士はやっていないとお客様から言われた「学校法人設立」の許可申請業務。ハードルはかなり高いですし、資金も〇千万円も必要です。作成する書類も多々で、不動産と人的要件が一番の肝となります。

まずはお客様の準備をお願いして、こちらは作成する書類リストをご準備しております。

学校法人の設立許可申請がありましたら、ご相談だけでもどうぞ!

物件をたくさん取り扱っている不動産屋さんとも提携をしております。

コロナウィルスの影響について

今年に入り、あっという間に経済活動に規制がかかり、いろんな業種で影響が出ています。

リフォーム業者さんは、中国からの部品が届かないということでユニットバスの取り付けができず、工事がストップし業務も止まっているとお聴きしました。

私の建設業のお客様も技能実習生を雇用したのはいいが、休業しても彼らには母国に仕送りをしないといけないため減給できないということでした。

行政にいろんな補助金等がありますが、これは支給が遅かったり、支払ったあとでないともらえなかったりで、早急な改善が必要かと思います。

その中で2週間ほどで振り込まれるのが、国の「持続化給付金」です。

いくつか依頼を受けていますので、要件に合う個人事業主・法人はぜひご連絡を!

前年と同月の売上げを比較して、それが半分以下の場合は申請が可能です。

計算式:前年の売上額(確定申告がある直近の年度)-減額月の売上額×12

個人事業主は上限100万円、法人は上限200万円振り込まれます。

これだけでは焼き石に水だと嘆かれる業者さんもいらっしゃいますが、他に無利子無担保の融資制度もありますので、なんとか乗り切っていきましょう!

 

観光外国人、会社設立

市内のとあるホテルから、お電話がありました。

ここにお泊りの外国人の方が、会社を作りたいって言ってあるんですけど・・・とフロントの方。いつまで日本にいらっしゃるのかと聴くと、あと数日で帰国。手続きだけでも説明をすればお役にたてるかなと、急いで通訳の方と連絡を取り合い、お互いの時間を合わせて連絡をしたのですが・・・

タイミングが合わず、ご説明もできなかった(´;ω;`)ウゥゥ

外国人が法人を設立するには、いくつかの要件があります。

・財産要件 ・人的要件 ・これから先の事業計画書など

なんといっても安定経営、安定継続ができるのか、日本で安全な取引ができるのかなど、かなり厳しい条件をクリアしなければなりません。

まずは行政書士にご相談を!

2019年始まりましたが・・・建設業許可申請!

明けましておめでとうございます。

もう9日なのでお正月気分は周りも私もありませんが、投稿がちょっと遅くなってしまいました。昨日は健診に朝イチで行き、異常のないことを確認!時間とお金がかかりますが、日々安心して暮らしていける保険ですね。

さて、年が明けましたが、建設業の許可申請について。

福岡県は他県に比べると厳しいらしい。

それだけ建設業の許可のある建設会社は、基準を満たした会社であるという信頼で、元請けさんは判断ができるということです。他県にはない福岡県独自の事務所調査が、わざわざあります。

委託された調査員が、事務所までやってきて、経営の管理者はいるのか、専門技術者はいるのか、その本人確認、事務所の独立性はあるのか、電話はあるのか・・・など、調査員さんは見て来たことを県庁にあげないといけないので、ぐるぐる首を回してチェックされます。

遠くまで足を運ばれてご苦労さまです。

ここで基準を満たしていないと是正を要求されます。いきなり不許可通知は来ないので、「是正してください!」「はい、します!」と福岡県で許可を取るためにはそうしなければなりませんね。それが福岡県で許可を取るということですから・・・

そしてまた調査員さんが確認にやって来られます。書類審査と現場確認、それをクリアして許可のおりたFAXとハガキが私に届きます。ここで初めて、ガッツポーズです。