今月は日本全国で選挙が行われています。
そんな中、投票日の夜の開票立会人(業界では「りっかいにん」と呼びます)に指名していただき、深夜まで投票結果の行方を見守らせていただきました。
開票は21:15きっかりに投票箱の鍵を開錠して、手分け作業で行われます。時間きっかりというのは体育館に電話で聴くあの時報のピ!ピ!ピ!ピー!が流れるのです。あと10秒で21時15分というときには、空気はピーンと張りつめていました。
私の担当した開票立会人は投票箱に鍵がかかっているか、また開錠後に投票箱に投票用紙が残されていないかを10人ほどで確認をする役目もありました。
投票用紙を候補者別に分け、白紙や確定しない候補者名等に分け、二重三重にも確認され機械で投票数を数えて、500票の束が出来上がります。開票立会人は白紙やわからない表記の票を全員で順番に確認し、確かめの印鑑を押していきました。
中にはふざけた表記や白紙の投票用紙が1000票以上もあり、せっかく投票に行ったのにちゃんと決めて書けばいいのに!と残念な票もありました。
開票のいろいろなお手伝いをする人たちは300人ほどいらっしゃいましたが、自分の仕事が終わると徐々に帰られますので、徐々に体育館が閑散としてきます。そして票が確定し、それをそれぞれの候補者の袋に入れ、確認の押印をするときは0時近くなっていました。この票を入れた袋はどうされるのかうかがったところ、次の選挙まで保管されるとのことでした。
体育館の2階の開票が進められている1階を見れるところへは、誰でも入れるそうなので票はどのように決定するのかを見に来られるのもいいかもしれません。今回も2階から望遠鏡(望遠鏡でなく、普通に遠くを見るやつ、言葉が出てこない、コメントお願いします)で覗き込み、応援している候補者はどうなっているのかと見てある方が30名ぐらいいました。
選挙の立候補のお手伝いと開票立会人、選挙立会人とさせていただきましたが、選挙は本当に大変!そしていろんな人たちの想いで支えられていてそこでまた輪ができていく、一心同体ってかんじです。