2年間行政書士としてではなく、福岡市が主催する市民後見人講座を一市民として受講しました。この講座を受講したあとに、福岡市の市民後見人の登録をしていました。この度近くの介護施設に入所しておられる方の後見人をすることになりました。
この市民後見人は法定後見人のように家庭裁判所から選任されたものではなく、福岡市の社会福祉協議会がほぼボランティアとして見守り訪問をしたり、その方の財産から施設の入所費などを銀行から下ろし施設に預けるといったお世話を中心にお手伝いしていくものです。
今日は銀行から施設に預けるお金を下ろし、施設に預けに行ったので少しお話もしてきました。いつも姿勢がよくシャキっとしてある気持ちのいい方です。また入ってある施設の職員さんも心配りや管理がしっかりとできていて、その方は数年前よりもずっとにこやかになったと言われていました。毎日の職員さんたちの対応のおかげで穏やかになっていかれたのだと思います。ここの職員さんはみなさんニコニコされています。
この方のように自分に合った施設に入所できた、そして毎日を健やかに過ごせているという方は少ないのではないかと思います。身寄りがなく、生活保護の方で施設に入れないために独り暮らしという方も多いです。そんな方は地区の民生委員や社協の職員が時々訪問したりしていますが、中には近所が無関心だったり、お世話されることを拒否されたりと独り暮らしのために生活が大変なお年寄りもいらっしゃるようです。
年に何回かスキルアップ講座もあるので、それも受けながら市民後見人、また法定後見人も受任していきたいと思っています。