福岡の女性行政書士・素早い対応であなたの力になります!

Archives for 2月 2018

母校での社会人講演会

母校である名門福岡県立福岡中央高等学校で「社会人講演会」という今の仕事についての講演会を頼まれました。私を含め、28人のいろいろな業種の方がいて、毎年講演をしている方もいるようでした。

なんと講演時間は90分。行政書士を知っている高校生はまずいないし、高校生といっても1年生の15、16歳に向けてなので、退屈しないようにと悩んだあげくTV番組の「しくじり先生」方式にしました。

話をしながら台本のようにレジュメを1ページずつめくっていくというものです。これなら90分もちそうだなと思い、また最後には「あと余命が2年と言われたら、やっておきたいものを3つ書いてください」と書いてもらうことにしました。もちろん質問タイムも設けました。

図書館が集合場所になっていまして、ここに担当の生徒がお迎えに来てくれることになっていました。私の担当は素直そうな男の子のI君。丁寧に教室まで案内してくれました。行政書士の仕事の内容や他の士業のことや行政書士のやりがいなどの前半のあとは、私の趣味のいろんな話をして、最後にはさきほどの「余命があるならやりたいこと3つ」を書いてもらい、無事に90分終了。一番伝えたかったことは「やらないで後悔するより、まずやってみよう。失敗したならその失敗を次の糧にして進めばいい」ということでした。

後日生徒さんが書いてくれたお礼状が郵送されてきました。少しは行政書士という仕事の存在が伝わったようでしたが、私が嬉しかったのは、私の話を聴いて「裁判官になりたいが半ば諦めていた。しかし、話を聴いて有意義な人生となるようまず挑戦してみます!」という生徒さんがいたこと。他の生徒さんもこれと似た前向きなことを書いた人がほとんどでした。私の話を聴いてくれた25名の生徒さん。みなさんにエールを送ります。

若いというのが、まぶしく本当に羨ましかった。そして「バイク事故にはくれぐれも気を付けてくださいね」と書いてくれたKさん。はい、気を付けます!15188574400411518857563554

行政書士しか申請できない建設業許可申請

行政書士の王道といわれる「建設業」に係わるお仕事。行政書士になるまで、全く建設業とは係わりがなく、またどういう仕組みになっているのかも知らず・・・

今回法人の新規許可申請のご依頼を受けました。建設業の許可申請の研修は受けていましたが、いざ書類を作成してみると細かいところで迷い、この書類の立証書類はこれでいいのだろうか?ということが多々ありました。実際仕事はやってみなければ、わからない点があります。

県土木事務所に提出した書類は、2センチは厚みがあるものでした。福岡県の証紙が必要ですが、これが9万円かかります。また4つの欠格要件をクリアしなければならず、許可を取るということは会社の経営がうまくいってなければ取れない仕組みとなっています。

許可は工事業務ごとに29種あり、会社ごとに特化している工事業務の許可を取ります。工事名には、大工工事、管工事、建築一式など工事の内容によって、分かれています。

今回許可が取れるであろう会社は(まだ許可が決定するまでは、提出後2カ月はかかります)来年の今頃は決算変更届という会社の状態を報告する義務があるので、毎年決算後4カ月以内にこの決算変更届を提出しなければなりません。

この許可を取った会社を今後も見守り、もっと売上げを伸ばしていけるよう、一緒に成長できたらと思います。